小中学生が勉強を好きになるには
2日目が更新できそうです。
とりあえず3日坊主になるために、3日は更新しないといけないのは厳しいですね。
今回は、「勉強が好きになるには」ということで書いていきたいと思います。
僕は地方国立大生です。塾講師を1年、家庭教師を1年半くらいやっています。塾講師はもうやめてしまいましたが。
家庭教師は、地方国立大なので、正直、(相対的に)出来の悪い子どもを教えています。東大生とかだったら違うんでしょうが、とにかくまあぼくはそういう子どもを教えています。
僕の教え子は、大体勉強が嫌いです。机に向かうことも嫌だって子が多いです。
でね、ぼくはただの家庭教師であったり、塾講師であるわけですから、強制的に勉強しろとはいえないわけです。
勉強が嫌い→勉強をしない→成績が下がる→勉強が嫌いになる
の無限ループがはじまるわけです。
だったら、お前が教えている時間で何とかしろよという人もいるかもしれませんが、それは難しいです。なぜなら、家庭教師なら1週間に90分、塾講師でも1週間に60分2コマしかないからです。
こんな短い時間で何ができますか?おまけに生徒は復習をしないし、1週間前のことなんて忘れてるわけです。
復習に、時間の半分以上を割き、やっと調子が出てきたと思ったら時間切れということが多い。
こんな感じでお金をもらうのが申し訳ないくらいな感じです。
結局何を直さなきゃいけないかって、勉強が嫌いってところを直さないといけないわけです。
やっと本題。
最近思うんですが。
勉強が好きなひとって、もとから勉強が好きだったわけじゃないんですよね。僕もそうでした。
僕の話ばかりになって申し訳ないんですが、僕は小学校受験をし、中学受験をし、高校受験をし、大学受験をしました。すべて純粋な受験でした。でも、勉強が楽しかったと思えたのは、大学受験の時だけでした。
なんというか、大学受験が一番勉強したんですよね。それで、いろいろな問題を解くことができるようになっていって、勉強が好きになっていきました。
なぜ大学受験が一番勉強したか。それはやっぱり「大学にいきたい」という気持ちが明確にあったからじゃないかなと思うわけです。
そう考えたら、小学生中学生の段階で勉強しろなんて言うほうが無理があります。
だって勉強していいことがあるなんてわからないんですから。
人生の選択肢が増えるから勉強するなんていってる人がいますが、小中学生に将来のことなんて考えさせるの無理でしょ。
でも僕は、だからキャリア教育が大事なんだ!なんていうつもりはないし、ほかの方法で将来を考えさせるなんてことも提案しない。
じゃあどうするか。
僕は何もしなくていいと思う。
だって将来のことなんて、そんなに焦って決めることじゃないじゃないですか。
それよりも「できた」というときの気持ちを何回も味わわせることで、勉強の苦手感をうすれさせてやる。別に、好きにならなくてもいい。ただ苦手という感触を薄れさせることができればいいんじゃないかなと思う。
それが学校や、塾業界、家庭教師業界に求められていることなんじゃないかな、と思います。